中高年は気になる求人には一気に複数応募しよう

結果が出るまで待たない!

 転職活動や再就職活動に慣れていない中高年の中には、1社に応募し、結果を待ち、また1社に応募し、結果を待つという活動をする方がいますが、気になる求人があるなら同時進行で複数社に応募しましょう。
 なぜなら採用選考には時間がかかります。書類選考の結果を待つだけでも1週間~2週間くらいかかります。書類選考を通過し、人事担当者との1次面接、役員との2次面接へと進むと3週間~4週間、場合によってはそれ以上の時間が経過します。
 そこで内定となれば良いのですが、最終の面接で不採用となった場合には4週間以上もの時間が無駄に終わってしまいます。それから他の気になっていた求人に応募しようとしても既に充足しており求人そのものが取り消されていたら応募できません。
転職活動や再就職活動は自分だけが行っている訳ではないということを肝に命じて活動しましょう!

複数応募すると辞退するときに困るじゃないですか・・・

 こういった心配をされる方がおられますが、そんな心配をする必要はありません。内定辞退は簡単です。内定辞退の方法に関しては下記の記事を参考にしてください。

内定辞退の連絡は「手紙」で十分です

 ただし、中小企業の場合は人手不足から内定から入社までの期間が極端に短い場合があります。内定辞退の手紙を郵送する時間がない場合には、電話で直接に内定辞退を伝えるのが社会人のマナーでしょう。それ以外は手紙で十分です。
 参考までに内定辞退の考え方については下記の記事をご一読ください。

内定辞退は正当な権利です。人生を賭けるに値しないと判断されたならば堂々と内定辞退しましょう。

複数応募のメリット

メリット1.求人企業を比較して選ぶことができる

 一度に複数応募すると書類選考⇒面接⇒内定とほぼ同時期に進行しますので、内定した企業の雰囲気や採用条件を比較して自身に最適な1社を選ぶことができます
 ところが、1社に応募し、結果を待ち、また1社に応募し、結果を待つという活動では、就職活動が長期化するにつれ冷静な判断能力を失います。特に再就職活動の場合には、失業手当の受給期限が間近に迫り、生活費に余裕がなくなると「ちょっと気になるところはあるんだけれども・・・まぁ~いいか」と妥協して入社を決めることになります。この妥協した入社は最悪で、きっと再々就職活動をすることになるでしょう。

メリット2.短期間で転職、または再就職することができる

 転職活動も再就職活動も次の活躍の場を見つけるのがゴールですので、就職活動そのものは短時間で終えるべきです。就職活動は長期化すればするほど自信を失います。得るものは何もありません。
 失業手当を受給されている方の中には「これまで雇用保険を支払ってきたのだから満額受給しないと損だ。」と考える方もいるようですが、健康保険を支払っているので病気や怪我をしないと損するとは考えないと思いますので、失業手当も同様に考えましょう。
 離職期間が長くなればなるほど就業意欲を疑われるようになります。離職期間の過ごし方については下記の記事を参照ください。

離職期間の長さが問題ではなく、離職期間の過ごし方が問題です

メリット3.採用条件の交渉が可能

 複数の企業から内定を獲得した場合、給与条件等の交渉材料に使うことができます。ただし、給与条件の交渉は簡単ではありません。タイミングや伝え方次第で逆にあなたの印象を悪化させしまうことになりますので一度ご相談ください。

複数応募のデメリット

 複数応募のデメリットに関しては、「面接日が重なったらどうしたらいいの・・・」「第1希望の会社から最終面接の結果を聞く前に、第2希望の人事から内定の回答を迫られているのだが・・・」など考えられますが、解決策を伝えますので当社の無料キャリア相談をご利用ください。

無料キャリア相談は下記までご連絡ください。

 TEL : 075-321-4683
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