転職の理由と背景
大阪から和歌山の病院まで片道2時間の車通勤を2年間も続けられており、往復4時間は精神的にも体力的にも相当な負担になることと、患者急変時には対応することが困難であるため自宅から近い医療機関を希望。
また、在宅の勉強をしたいとの想いも確認。ただし在宅の場合は、週1日の研究日は欲しい。理由は内視鏡の技術が落ちないよう継続したい。
病院へのアプローチ
タイミング良く既存の医師が退職予定の大阪の在宅医療法人に紹介することができたので、トントンと話が纏まって内定。
初めての面談時に自ら履歴書を記載され持参されるような医師でしたので、その人柄が評価されたものと思われます。
面接から入職まで
曜日によって担当医が変わらない方が良いのですが、週1日の研究日については医療機関にもご理解をいただき近所の開業医に対応して貰うことで合意。
入職時期については既存医師の退職日の調整が出来ず、3ヶ月間は医師が不在となる問題が発生。その期間に関しても非常勤の医師を手配し無事に対応。医師にも医療機関にも迷惑を掛けることなく転職が決定。
転職成功のポイント
在宅といっても個人宅の訪問ではなく施設を廻る在宅なので移動は少なく、1日あたり2、3施設の対応です。医師は自ら運転をしません。16時には事務所に戻るので書類整理など終えると17時過ぎ、遅くても18時には帰宅可能。訪問先の施設で患者さんが急変した際には対応する必要がありますが、それでも往復4時間も掛けて勤務していた時に比べ、ご家族と過ごす時間は格段に増えるので医師はお大喜びです。
年収は1,920万円、緊急時の対応手当込みですが、残業なしの週4日勤務でこの年収です。
ご登録からわずか1週間で転職決定です。医師が自ら履歴書を手書きで作成され、コンサルタントとの初回面談に臨まれた賜物です。初回面談を履歴書持参でお越になられる医師は少ないですから、医師の強い転職意欲が伝わり、お手伝いする私にも自然と力が入りました。